ソクラテスラ!
金曜日のボードゲームクラブは、新着ゲーム「ソクラテスラ」でした。スタッフが先日、とあるボードゲーム会に参加してプレイし、ナンセンスな面白さにはまって早速購入したゲームです。
28人の偉人の名前を3つに分けた文字が、右腕・胴体・左腕のカードに割り振られていて、それぞれのカードに「武力」と「知力」が設定されています。
プレイヤーの設定は「召喚士」で、手札の中から右腕・胴体・左腕のカードを組み合わせて偉人を召喚して他の召喚士に戦いを挑みます。
すべての召喚士との戦いに勝利した偉人は「殿堂入り偉人」になり、決められた数の殿堂入り偉人を召還すると勝ちです。
正しい組み合わせのカードを揃える必要はなく、むしろ違う偉人のパーツを組み合わせてへんてこな偉人を作るのが楽しいゲームで、「キメラティック偉人バトル」なんだとか。
残念! 左腕がなくて今回は偉人が召還できません。
「第三次世界大戦」の札が出されると、全員バトルになります。
こちらが実際に召還された偉人、「スニダル」です。
一番左の「ダース」は装備カードで、武力か知力が若干アップします。
装備は他にも、「破壊神」「邪眼の」といった、いかにも…、なものが揃っています。
3枚のカードに書かれた偉人の説明をつなげると、
「若くしてソビエトの独裁者に。300人の兵士とともに、部下に裏切られ暗殺された。」となります。
さて、元の偉人は誰でしょう?
(2人目はあまり有名ではないかも)
組み合わせ次第で「ガウダマチンリン」「ソンス一世」など、「誰ですか?」と言いたくなるキメラ偉人が生まれます。
説明文はふりがなもなく少し難しめですが、普通のトレーディングカードゲームよりルールは簡単です。
勝ち負けよりも、召還される偉人の面白さで盛り上がりました。
負けるのが嫌でボードゲームクラブに参加したがらない利用者さんもいますが、これなら一緒に楽しめるかもしれません。
世界史の勉強にもなるかもしれない(?)、ソクラテスラお勧めです!
2019年09月23日 14:13