オンライン支援を行いました。
今日は子どもの日ですオルタナプレイスは祝日はお休みですが、先週初めて行ったオンライン支援の様子をお知らせします。
新型コロナウイルス対策のための臨時休校期間中は、感染予防等の理由で欠席する利用者さんに対して在宅での支援を行うことができることになりました。
オルタナプレイスでも、在宅支援の方法を検討してきましたが、実際に来所しての子ども達同士の関わりを通して社会性を身に付けることを重視していることもあり、これまで在宅での支援は行っていませんでした。
今週の学びクラブでは、「新型コロナウイルスについて学ぼう!」というテーマで、新型コロナウイルス感染症の状況と対策について学びました。
「学校のお休みも続いているし、休んでいる利用者さんにも聞いて欲しいね」という話が出て、今週欠席しているご家庭に連絡したところ4名から参加希望があり、初めてオンラインでの支援を行いました。
来所している利用者さんは、はじめに寺子屋タイムの時間を使って大画面のテレビでインターネット上の情報を確認しました。
オンライン参加の利用者さんには、URLをお知らせしてご家族と一緒に見てもらいました。
次は、Zoomを使ってご自宅の利用者さんとお話ししました。
スタッフからは家での様子や体調などを確認し、来所した利用者さん達は久しぶりに見る友達の顔に大喜び!
幸い、お休みしている利用者さんもみな元気いっぱいで、いつもと変わらない笑顔が見られました。
学びクラブでは40分の無料配信時間をフルに使い、新型コロナウイルスの基礎知識と対策について、レクチャーとクイズ形式で学びました。
家にいる利用者さんには、スライド画面の他に、他の利用者さんが画面を見ている様子をスマホで撮影して配信しました。
「ソーシャルディスタンス(ディスタンシング)」や「三密」といった概念、「感染予防には、バランスの取れた食事、十分な睡眠、運動が大事」「感染しても元気な人がたくさんいて、そんな人たちからも病気がうつる」「だから、今は感染が広がらないように、元気な人たちも外出を控えている」といった感染予防に大切なことを中心に説明しました。
「笑うと免疫力が高まる」ことは利用者さん達にとって新しい発見だったようで、正解を見ると「え~、うそ~!」といった驚きの声が!
オンライン参加した利用者さんからは「楽しかった」、保護者の方からも「家で過ごす時間がとても長いので、決まった時間にオンラインできると1日の中にメリハリが出ていい」といった声が聞かれました。
宮城県では、今月一杯は臨時休校が続きます。
家族以外の他者との関わりが極度に制限される状況が続く今、来所できなくてもオルタナプレイスとの繋がりを保つ方法を工夫していきたいと思います。
2020年05月05日 17:31