大崎八幡宮で茅の輪くぐり
皆さん、「茅の輪くぐり」をご存じでしょうか?
毎年2回、6月と12月の末日に「大祓(おおはらい)式」が斎行されます。
人は、日々知らず知らずに人を傷つけたり、罪を犯したり、穢れに触れたりします。
大祓式は、このような罪や穢れをお祓いし、清く、正しい心に戻るよう祈願するお祭りです。
罪や穢れを人形(ひとがた)に乗せて祓い清め、紙を人の形に切り抜いたものを用いて皆様の代わりにお祓いをします。
特に6月30日の大祓式を「水無月の祓」(みなづきのはらい)と呼び、儀式の一つとして「茅の輪くぐり」が行われます。
茅を束ねて輪のかたちに作った茅の輪をくぐって罪穢れを清め、平穏無事な生活を願うものです。
参照:大崎八幡宮 水無月大祓式
https://www.oosaki-hachiman.or.jp/festival/minazuki/index.html
スタッフのほとんどが知りませんでした。
罪・穢れを払いたい!ということで、6月29日に、大崎八幡宮へ「茅の輪くぐり」に行ってきました。
茅の輪くぐりの作法としては、8の字に3度くぐり抜けるのが一般的です。
くぐり方は、以下のようになります。
- 1周目:正面でお辞儀、左足で茅の輪をまたぎ、左回りで正面に戻る
- 2周目:正面でお辞儀、右足で茅の輪をまたぎ、右回りで正面に戻る
- 3周目:正面でお辞儀、左足で茅の輪をまたぎ、左回りで正面に戻る
- 正面でお辞儀、左足で茅の輪をまたぎ、参拝へ
利用者さんも、その作法に従い、参拝しました。
とても長い時間お参りする利用者さんもいて、「いっぱいお願いした!」と嬉しそうでした。
初詣、松焚祭(どんと祭)、節分会に茅の輪くぐりと、季節を感じる伝統文化に触れる様々な体験ができるのは、オルタナプレイス八幡ならではです。
これからも、古き良き地域の行事に参加していけたらと思います。
2020年07月03日 18:14